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スポーツ選手もバランスホイールの意識を!

 

スポーツ選手のための苫米地式コーチング

 

なぜ、このタイトルにしたかというと私がスポーツが大好きだから、そしてプロやオリンピックを目指すためにも苫米地式コーチング理論が非常に役に立つと思ったからだ。

 

また、私のライフワークとしてスポーツ選手やスポーツの世界で大きな夢を見ている子供たちの応援をすると決めたからだ。

 

しかし、本来のコーチングとはライフコーチングであることを伝えとかねばならない。

 

どういうことか?

 

プロやオリンピックを目指す若者や子供たちにとっては自分の競技の中でパフォーマンスの向上を目指したり、キャリアを上げるための実績を残すことには非常に興味があることだろうと思うし、その協議の中で、パフォーマンスをあげるためにも苫米地式コーチング理論は是非学んでもらいたい。

 

しかし、スポーツのことだけフォローするのがコーチングではない。

 

コーチングとはあなたの人生のすべての場面においてフォローすることをいう。巷でスポーツの技術を教える人をコーチと呼ぶがそれはインストラクターであり、本来のコーチとは違う。コーチングとはオールライフコーチングであり、コーチの担当もオールライフなのである。

苫米地式コーチングではバランスホイールという考え方を重視している。

 

仕事
趣味
家族
健康
生涯教育
老後
地域貢献
お金

 

など(これらのほかにもいくつあっても構わない)

 

これらの全てにゴールを掲げてもらっている。

 

理由はスコトーマをつくらないためと、ゴールの臨場感を増すためだ。

 

だから、人生におけるあらゆる方面にまんべんなくゴールを設定してください。

 

意外かもしれないが、職業だけではゴールになりえない。

 

例えばプロ野球選手になるはゴールにはなり得ない。
どんなプロ野球選手になるのかはゴールになる。

 

プロ野球選手になって家族を幸せにするとか、プロ野球選手になって社会に貢献するとか、プロ野球選手になることにバランスホイールのすべてが入っている必要がある。

 

人生の様々な方向性に対して具体的なイメージが加えられてこそ高いエフィカシーも、アファメーションも効果の高いものとなる。

バランスホイールのすべてにゴールをつくる。そしてそれらのゴールを包含した一つ上の抽象度のゴールをつくる。
そしてそれをアファメーションとして作り上げ、毎日唱えることをぜひともやってほしい。

これらを理解して、作り上げたアファメーションがプロスポーツ選手だったり、オリンピックだったりとしたなら、もう一度このブログの理論編を見直してほしい。

 

そこにあなたの人生の全てが入っているような選手にきっとなれる。

 

現在はわからないが、一昔前にサッカーにおいてのブラジル人の成功の話はよく耳にした。

 

貧困層で生まれたブラジル人の子供にとって成功とはサッカーや歌などのごく限られた中での選択だろう。その子供たちにとってプロになるということは夢であり、ゴールであった。スパイクも買えない、ボールも買えない、子供たちにとってこの生活を抜け出して自分も家族も幸せになるためにはサッカーでのし上がることしか考えられないわけだ。そこで成功した選手たちは親に家を買ってあげたり、学校に寄付をしたり、クラブを作ったりといった地域の環境を良くする活動をしたり、もちろん自分もお金持ちになってきれいな女性と結婚したり、と

 

俺はプロになるというゴールの中には
実は全てが入っている。

 

ゴールは部分的に自分ひとりで完結しているものではない。
自分とまわりとの関わり合いの中で自らがこうなれば素晴らしいと思うもの全てが含まれた景色のようなものだ。そしてこの臨場感をより鮮明にするために、バランスホイールを考える時間が必要なのだ。