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コーチングはとりあえずやってみないとわからない。

こんにちは。苫米地式コーチング認定コーチ 山本敦志です。

 

今回はとりあえずやってみることの重要性を考えてみようと思います。

 

現状の外にゴールを掲げて歩んでいこうと決断したとします。その時によくあることとして、そのゴールを達成するための設計書づくりに専念してしまうといったことが起こります。

 

考えることはとても大事です。考えて設計書をつくり、それから行動をしようと考えているのでしょうが、このような思考をする人はひとつ重要な点を見落としているのです。

 

それが何かというと、現状の外のゴールを達成するための方法は最初は見えないということです。

 

現状の中のゴールであれば、ああやって、こうやって、といった具合に達成方法をイメージすることが出来るかもしれません。ただし、それでは奴隷から抜け出せませんよと言っています。

 

なので、現状の外にゴールを設定するのですが、現状の外なので達成方法が最初からわかっているわけではありません。

 

また、人とは無常の存在ですから、今日こう思っていたとしても、明日はそう思っているとは限りません。

 

つまり、コーチングにおいては入念に設計書や行動プランを練るよりも、とりあえずやってみる。そして何か違っていたり、しっくりいかない場合は修正したり、変更したりすればよい。

 

とにかく、やってみることが重要なのです。

 

やってみてから色々なことが見えてくるのです。

 

やる前には見えていないので、設計書をつくるということ、そのものができないのです。

 

それは行動を避けるという行為の場合もあります。これをクリエイティブ・アボイダンス(創造的回避)と呼びます。

 

怖いから逃げるという行為です。ゴールを掲げたが、現状を維持したい私は言い訳をしながらそのゴールに向かわないようにしようという行為です。

 

とりあえずやってみるということ、行動するということはとても大切なことです。やってみてから修正する。そしてまたやってみて修正する。

 

トライアル&エラーの繰り返しです。

 

チャレンジしたいことはどんどん行動してしまいましょう。行動を繰り返す過程で最初に思い描いたゴールが必ず達成されているはずです。

 

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