コーチングを専門用語を使わずに一言で表現すると?

コーチングとは相対の関係を通じてクライアントの意識、無意識にマインド技術を教えること
ですが、

まず。コーチングを専門用語を使わずに一言で表現すると何がいいかなと考えてみます。

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自分の目の前に広がる世界を自分にとって望ましい状態に変えていくための一つの方法論
といったところでしょうか。

一応、うーんと考えて一言にしました。

この言葉を通じてコーチングとは何かという問いに迫っていくために
わかりやすい例で説明していきます。

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仮に二人の人を想定してみます

アイドルになって活躍したいと願う10代のクライアント少女A

地球のどこかの飢餓に苦しむ村で村人達においしものを腹いっぱい食べさせてやりたいと願うクライアント村長X

この二人について考えてみましょう。

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少女Aについて

少女Aは
自分の目の前に広がる世界とは主に自分であり、

望ましい状態とは自分がアイドルになることでしょう。

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村長Xについて

かたや、
村長Xの自分の目の前に広がる世界とは飢餓に苦しむ村人達で構成された村であり

望ましい状態とは自分を含んだ村人達が腹いっぱい食べているような状態となるでしょう。

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簡潔に表現してみると

・少女Aは自分がなりたい自分になる方法が知りたいわけで
・村長Xは世界を飢餓のない世界にする方法が知りたいわけです。

・なりたい自分になる
・世界平和を実現する

といったキャッチコピーがコーチングで見受けられるのは両方共にコーチングで達成可能であるからです。

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コーチングは一見全然違うと思える悩みにも同じコーチングとして対応することができるのです。

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では、全然違う悩みなのにどうして一人のコーチでコーチングを行うことが出来るのでしょう

医者や弁護士はで恐らく違ったクライアントには対応することはできないでしょう。

虫歯は歯医者、骨折は外科、風邪は内科、離婚は離婚弁護士、債務整理はその担当弁護士などと
分業されていて医者だからといってどんな出来事にも対応することは出来ないのは理解できると思います。

ところがコーチングは対応できるのです。

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何故か

それは少女Aも村長Xも同じマインド(脳と心)を持った人間だからです。

コーチングで取り扱っているのは「悩み」そのものではありません。

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マインドの使い方、扱い方を教える

コーチはコーチングを通してマインドの使い方、扱い方を教えているのです。

だからこそ人間の数だけ悩みが違ったとしてもすべての人間に対応可能であるのです。

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全人類にコーチングが利用可能であることが分かった。
として

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マインドの使い方、扱い方とゴールを達成する方法にはどんな関係があるのかも考えてみます。

少女Aや村長Xがコーチングを受けてゴールが達成されたとしましょう。

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しかし、少女Aはアイドルになる方法は自分で見つけてきたといいます。

村長Xも、村人の腹を満たす方法は自分でみつけてきたといいはるでしょう。

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ゴール達成方法は自らが発見していくもの

コーチングで「できないと思っていたことが出来る」と思うことが出来るようになると、

スコトーマが外れ、今まで目の前にあったのに見えなかった方法が見えてくる。

 

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すると、コーチングという言葉を誰もが知って、使うようになってきて、ゴール達成の方法論を指導してくれるようになる。

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コーチングの基本があくまでも「相対の関係を通じてクライアントの意識、無意識にマインド技術を教えること」であり、

ゴール達成方法はクライアント自らが発見していくものなのです。