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アファメーションを毎日書くことがなぜ重要なのか、そのことを考えるために
・アファメーションの重要性
・アファメーションを毎日唱えることの重要性
・アファメーションを書く重要性
この3つに分けて考えたいと思う。
まず、アファメーションの重要性はといえば、脳に現状のゲシュタルトを選択させずにゴールのゲシュタルトを選択させるために非常に効果的だからだ。言い換えるとゴールを達成するための一番の早道だからだ。
ルー・タイスの理論によれば、脳は一つのゲシュタルトしか維持することができない。そのゲシュタルトといえば通常は過去の積み重ねの現状というゲシュタルトが選ばれる。我々が何か夢をかなえたい。目標を達成したい。変わりたいと思った時に夢がかなわない、変わらないのはこの過去の積み重ねの現状というゲシュタルトが維持されてしまっているからだ。この現状を維持するというパワーは強烈で、強烈にもとに戻ろうとするホメオスタシスが働いているから。このホメオスタシスは生命が生きながらえるための機能でもあるので強烈なのは当然といえば当然といえる。
セルフコーチングにしても、パーソナルコーチングにしてもこの現状VSゴールのゲシュタルトの選択の戦いにおいてゴールのゲシュタルトが選択させなければゴール達成することができない。つまり強烈な現状維持のパワーに打ち勝たなければならない。
その方法論の代表がアファメーションといえる。
アファメーションという用語のほかにもセルフトークのコントロールや、ヴィジュアライゼーションといった方法論があるが、これらを機能させるためにアファメーションが必要である。
例えば、すべてのセルフトークのコントロールは無意識を含めて考えるとコントロールするのは大変だ。実質アファメーションだけが自分をコントロールできる唯一の手段であるといえると思う。これらのことからアファメーションがゴール達成において重要な要因であるといえるだろう。
次に毎日唱えることの重要性だが、アファメーションは唱える回数が多ければ多いほど達成するスピードはあがるとルー・タイスは言っている。だから、毎日唱えるということは達成するスピードをあげることになるのだ。
ルー・タイスも最低朝晩2回が望ましい。できれば5回唱えるとよい。と言っているので、毎日何回でも、多ければ多いほどよいといえるだろう。
理論的には先ほど述べたようにやればやるほど、現状維持のゲシュタルトに代わって、未来のゴールを達成している状態を現実だと認識しやすくなる。このことが毎日(なるべく多く)唱えることが重要な理由だ。
最後にアファメーションを書くことの重要性を考えたいと思う。書く
ということはその作業を通じて自分のアファメーションを見直すことにもつながることになると思うので、⑧の「記述の精度を上げる」ということが大きな利点であるといえる。
また、書くという行為そのものが古来の、写経のような心を落ち着ける、瞑想のような効果があるようにも感じる。アファメーションを書くということは瞑想状態の中でゴールのイメージを徹底的につくりあげていくことに繋がるのではないだろうか。
アファメーションを毎日書くことによりゴールのゲシュタルトが選択され、ゴールが達成される。アファメーションの機能を最大限に引き上げることができるのである。