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人の認知とは必ずスコトーマが生まれる。
認識することとスコトーマとは同じといってもよい。認識する対象がある。そのものを認識したらそれ以外のものがスコトーマとなる。認識すると同時にスコトーマができる。そして見えているものが価値観をつくりだす。見えているものこそが価値になる。それがブリーフシステムである。
我々はブリーフシステムどおりに認識する。ブリーフシステムこそが私だとさえ思っている。しかし、このブリーフシステム、実はほぼ100パーセント、自分ではない第3者から刷り込まれたものなのだ。思いかえしてみてほしい。自分の価値観と思っているものの出所を。
ほぼ100パーセント親や教師や世間に刷り込まれている。親や教師や世間の価値を自分で受け入れたときにブリーフができあがる。もう少し詳しくいうとそこに情動記憶がのってブリーフができあがる。
ここから脱出したい。
親や教師や世間から刷り込まれたブリーフを捨てて、本当に自分が心から望むブリーフを手に入れたい。
それにはゴール設定である。
現状では達成不可能なゴールを設定することにより、方法論としてはそれだけが我々を本当に望むブリーフに導いてくれる。
もし、このゴール設定をしなければ現状維持というゴールが設定される。
ゴールは設定しなければ、ないと思うかもしれないがそうではない。ゴールを設定しなければ現状維持というゴールが設定され、現状が続いた未来へと導く。
目の前にある世界は現状である。そして目の前に見えているものの未来が達成されてしまう。具体的にいうと、会社の平社員であれば係長、課長、部長の姿を認識している。そしてそのうちのどれかの未来を選び取って達成してしまう。係長になり、課長になり、部長になっていくという未来は実はすでにあなたの目の前にあり、ゴール設定しなければ、今現在見ている世界が未来に達成されてしまうということである。
もちろんそれで私は満足という人もいるかもしれない。
しかし、冒頭で述べた、ブリーフシステム。
この未来は第3者から刷り込まれたブリーフの世界だということだ。あなたが選んだと思っているかも知れないが第3者に刷り込まれたブリーフが選び出した未来であってこころからあなたが望んだ未来ではないのではないか。
だからこそ現状の外にゴール設定をすること、若しくはそのゴールを考える、思索するということがとても重要なことなのである。
我々は行きたい人生を生きることができる。
しかし、それは自らのゴール設定という行為抜きにしては達成されることはない。