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変化に過去は必要なし!

 

人が変わるとはどういうことだろうか。

 

まず、人格や性格などと言われるものは、過去の情動記憶が基となっているブリーフシステムである。このことを理解してほしい。

 

あなたが私の考え方や価値観と思っているものは私ではなく、私のブリーフシステムだということだ。人が変わるとはこのブリーフシステムが変わらなけれならない。

 

私は粕汁が嫌いだ。それは子供の頃に風をひいて、嘔吐を繰り返していた時に粕汁を飲んでまた嘔吐した体験があるからだ。それ以来、粕汁がどうしても好きになれない。たまに高級和食料理店でのコースの中に粕汁が入っていて仕方なく飲んだりするとおいしいと思ったりする。それでもやはり私は粕汁は嫌いなのだ。

 

私は粕汁が嫌いだから飲まない。というブリーフシステムなのである。これと同じように、特に子供の頃の体験が多いが、数えきれないほどの体験の積み重ねがそれぞれのブリーフシステムを作り出している。

 

ここで重要なポイントはこれらは過去の体験であるということ。

 

人が変わるとは未来に対して、過去の延長線上の時間軸の未来の自分から、自らがこうなりたいという時間軸の未来を新たに作り出して、そちら側にシフトするということである。

 

それは新しいブリーフシステムを作るという作業でもある。

 

しかし、過去の時間軸上の未来の私にはすごい力でそのままでいようとする力が働いている。過去のブリーフシステムを維持しようとする力である。

 

だから過去の自分は捨て去らなければならない。過去のことを過去のことだから関係ないやと思える人は比較的容易に新しい自分になることができる。

 

今日のブログはこれから、あなたが過去にこだわらない様に生きていくために書いている。

 

今日から過去にこだわるのはやめましょう。きっと爽快な気持ちで生きていくことができると思いますよ。

 

ちなみに時間はどんどん流れている。

 

今はもう過去。だから過去にこだわらないとは、今思っていることも一秒後に気が変わってもOK!ということだ。

 

どんどん変わろう。過去のブリーフは過去のもの、過去の価値観は過去のもの。変わろうとする人にとって必要なし!!

 

その代わりに新しいこうなればいいなと思う未来、こうあればよいなと思う未来をどんどん創り出そう。

 

自然と人工といえば、自然の方が聞こえはいいかもしれない。しかし、人の心は人工的に変えるべきだ。自然のままだと過去の延長の未来しかやってこない。人工的というより意志的の方がよいかな。

 

とにかく、あなたの人としての意思で未来を創っていくのだ。

 

このことを変わるという。

 

goldfish jumping out of the water