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日別アーカイブ: 2016年2月10日

気功とアファメーションの類似点

 

気功とアファメーションと言えば、全然接点がないように思うかもしれない。

 

ある点でつながっている。そしてゴール達成を願う人にとってのツールと考えれば、両者はそのツールと言ってもよいだろう。

 

人それぞれにゴールは違うわけで、例えば、病気を治したい人と、お金持ちになって成功したいと思っている人。ゴール達成を願うという点では同じだが、方や、気功というツールでゴール達成を成就しようと考え、方や、自己啓発のカテゴリーに属すアファメーションでゴールを達成しようと考える。こう表現すると確かに違うツールではあるが、ゴール達成ということで両者をつなげることには違和感がないのではないだろうか。

 

そしたら、更に類似点を探ってみよう。

 

実は気功も、アファメーションもその効果が期待できるか否かはある方法論がうまく機能しているかどうかにかかっている。

 

それが、変性意識と言われるものだ。

 

気功もアファメーションも事前に必ず、変性意識状態をつくりだす。気功でいえば、まず深呼吸からはじめることだったり、アファメーションでいえば、朝起きたときや就寝前に行うことを推奨していたりするのは、変性意識状態を作り出さないとその効果が最大限に発揮されないからである。

 

逆にいうと、深い変性意識を生成することができたうえで、気功やアファメーションを行うと通常、難しいと思えるようなゴールも達成できてしまうというカラクリである。そのカラクリに変性意識は大きく関わっている。

 

ところで変性意識とは何か?

 

変性意識とは、認知科学以降の定義では、物理的現実世界(物理空間)以外、つまり仮想世界(情報空間)にリアリティがある状態をいう。ということは我々の意識はほとんどが変性意識ということになる。(ここではこれ以上詳しくは述べない)

 

ほとんどの意識が変性意識ではあるけれども、深呼吸で作り出される意識状態や起床後や就寝前の意識状態はある特定の意識状態であり、深い変性意識状態といってもいいかもしれない。この意識状態を作り出したうえで、気功やアファメーションをすると効果がある。

 

気功に限って言えば、気功自身がその深い変性意識を生成することにもなっている。

 

我々の意識はゴール達成を叶える上で非常に大きな役割をしている。この意識をコントロールすることができれば、ゴールは簡単に叶ってしまうのだ。

 

気功とアファメーションというテーマで話を進めてきたが、気功のカテゴリーには瞑想や、呼吸法や、ヨーガ、などの宗教的な修行などがある。自己啓発のアファメーションのカテゴリーにもあらゆる成功法則のような方法論がある。これらを結びつけるものが意識状態であることを覚えておくと一つ上の抽象度でこれらのものが読み解けるのではないだろうか。

 

いづれにせよ、ゴール達成の方法論がうまく機能するかは意識状態に深くかかわっている。

 

コーチングにおいても、アファメーションを教えているが、アファメーションを行う前にはまず、一人になれる空間をつくり、深呼吸を何度か繰り返し、通常以上のリラックス状態を作り出してから行ってもらいたい。逆腹式呼吸を知っている方はそれを何回か行うのでもよい。それで深い変性意識が作られる。

 

これにより、あなたのゴールが圧倒的に近づくことになるだろう。

 

Human head silhouette with focus on the brain